よくあるご質問

2021/10/07 15:11

 私たちは土や釉薬づくりから成形、焼成まで職人たちの手でこだわって作っています。

ひとつひとつ手作業で作る為、やちむんの器たちは同じ規格のサイズや模様・絵でも大きさや雰囲気、色の出方にわずかな違いが出てきます。こうした違いをやちむんの個性としてお楽しみ頂き、ご理解頂けると幸いです。




1、釉薬のタレ

 器を焼く時の火の当たり具合で、釉薬が溶けて緩くなり、絵からはみ出てしまうことがあります。



2、釉薬や化粧土の色ムラ

 職人の色の塗り方、釉薬の掛け方、火の当たり具合などで、同じ絵でも色合いが異なることがあります。




3、ピンホール・気泡

 釉薬が溶けて液体状態になった釉薬に泡ができることがあります。その泡が、そのまま固まったり、クレーター状に固まることがあります。 



4、釉トビ

 器に熱が入り始めた時に、釉薬の中に含まれる水分や空気が膨張し、その部分の釉薬が剥がれて意図しない所に飛んでしまうことがあります。



5、鉄粉

 器の土の中に含まれる鉄分が、時折出てくることがあります。



6、化粧ヒビ

 茶碗やカップ類の高台に沿ってうっすらと化粧土にヒビが入ることがあります。化粧土を掛ける際、いくつかどうしても生じてしまいます。基本的にキズは表面上のものであり、コーティングが行われている為、破損の心配はございません。


化粧ヒビ



化粧キズ



7、表面の小さなキズ

 手作業で仕上げ、陳列を行っている為、細かいキズが入ることがあります。製造過程上の現象として、ご理解をお願い致します。



8、貫入(かんにゅう)、染みについて

 器は熱されて冷えると膨張して縮みます。器の土とガラス質の釉薬とではその膨張と収縮の割合が違う為、冷えて縮む時に土とガラス質の間に引っ張り合いが起こり、基本的に陶器の表面に細かいヒビが入ります。この表面のヒビを貫入と呼びます。

水につけた際、そのヒビに水が入り染みが現れることがありますが、器自体にはキズが入っていない為、水漏れの心配はありません。


 陶器の温度が上昇し、下がる際に起きる現象なので、お料理やお飲み物にお使いいただくうちに貫入が増えていくこともございます。汚れが気になった際には、食器用漂白剤などをご使用頂くと、汚れが落ちます。



9、石ハジキ

 土の中に小さな石などが混入していると、石がある所から陶器の一部が剥がれ落ちることがあります。出荷前に出たものは省いていますが、お客様の手元に届いた際、また、数年後に出てくることもあります。陶芸工房ふじでは、商品到着から8日以内であれば、返品交換を受け付けておりますので、お手数ですがご連絡下さい。詳しくはこちらをご覧ください。https://yachimunfuji.theshop.jp/blog/2020/09/23





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